[ふたりのロッテ」の舞台は、ザルツブルグの村にある「こどもの家」という女の子が夏休みを過ごす寄宿舎。
たくさんの少女たちが楽しそうに夏休みを過ごしています。
いきなり、ダンス(バレエ)から舞台は始まりますが、娘もくいいるように舞台を見ています。
くるくると軽やかに踊る少女たち。
垂直ではないかと思うくらい高く上がる足。
遠くまでよく通る歌声。
生の舞台の迫力に、娘も圧倒されている様子です。
ルイーゼというおてんばな少女がいて、そこにロッテというやさしい女の子がやってきます。
二人は、初めて会うのに顔がそっくり!
そう、これは双子のお話なんです。
一見、複雑そうなストーリーなのですが、子供にもわかりやすいようにかなり噛み砕いた説明があり、すんなりストーリーに入り込めるようになっているのはさすがです。
ファミリーミュージカルというと一見、子供向けのようにおもわれがちですが、「ふたりのロッテ」は、大人だけで見に来ている方もけっこういました。
大人が見ても十分に耐えうる作品だと思います。
少女たちの歌と踊り、勇気あふれる行動や優しさ。
私などは、ラストの方では涙ぐむシーンもありました。
テーマは、家族、離婚、仕事、再婚、親子、夫婦、姉妹、いろいろなものがからみあい、それぞれの立場で考えさせられることがあると思います。
ふたりの父親の再婚話が持ち上がり、熱を出すロッテ。
熱のさなか、婚約者イレーネの夢を見ます。
イレーネが、家族を、姉妹を、親子をひきはなす象徴的なシーンです。
あやしげな赤いドレスに身を包んだイレーネが、ロッテをルイーゼからひきはなし、
パパとママを引き離す。イレーネは何人もいて、鏡の中からあざ笑っている。
こわいシーンです。
娘は、このシーンで「怖い」といって抱きついてきました(^-^;
実際にもありがちなシチュエーションですよね。
これはそういう結末になるんだ?と大人もハラハラします。
最後は・・・まあ、ハッピーエンドなんですが、
こういった設定も子供だましではなく、大人がみて耐えうる作品になっている要因でしょう。
舞台が終わり、初めてのカーテンコールに、娘はおもいっきり出演者に手を振っていました。
劇場をあとにして、言った言葉。
「おもしろかった!またミュージカル、観に来たいな!」
んー連れてきてよかったですヽ(*^^*)ノ
ミュージカルは大人だけが楽しむものではありませんね。
家族全員で楽しめる「ふたりのロッテ」のような作品がこれからもたくさん上演されるといいなと思います。
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